1973-05-11 第71回国会 衆議院 運輸委員会 第25号
○斉藤(正)委員 これも、長い間の国鉄の冷淡さあるいは不親切さが被害地住民をあのような根性にさせてしまったのではないかと思われる節もありますけれども、国鉄のデータを信用しないのであります。そして彼らが信用するのは、公害研究所だとか、あるいは市町村だとか県だとか、あるいは他のそうした民間の機関の調査を信用してしまっている。国鉄当局が八なり十ホン下がる、下がったと言ってもなかなか信用しない。
○斉藤(正)委員 これも、長い間の国鉄の冷淡さあるいは不親切さが被害地住民をあのような根性にさせてしまったのではないかと思われる節もありますけれども、国鉄のデータを信用しないのであります。そして彼らが信用するのは、公害研究所だとか、あるいは市町村だとか県だとか、あるいは他のそうした民間の機関の調査を信用してしまっている。国鉄当局が八なり十ホン下がる、下がったと言ってもなかなか信用しない。
しかるに、これが激甚災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律は適用になるかならないか迷われておるということでございますが、被害地住民の重大関心事であります。
政府は、ただいま正示委員からも申されましたように、三十七年度の予備金及び特別交付税交付金をもってこれに充て、また復旧費の融資についてもそれぞれ措置をしておられると聞きますが、その内容から見て、決して被害地住民の不安を取り除くことはできないものであると思うのであります。豪雪は豪雨とは異なり、降雪時はもちろん、融雪期に入り一そう被害を増大するものであります。
豪雪被害地住民の血の出るような叫びも、私どもはこれをしっかりと耳にいたしまして、全国民の切実なる願いに水をかけた行為と考えるこの予算に対しては、政府に強く反省を求めるところであります。 わが党初め、多くの国民の正当なる主張を入れ、産投会計への繰り入れを減額をいたしまして、雪害対策のために予算を留保し、組みかえを提出すべきであることを強く要求いたしまして、反対討論を終わります。(拍手)
併し例外的に只今申述べたような地域或いは場合におきまして、森林組合をも取扱わしめることが被害地住民の利便になるということで、例外としてこの条項を挿入いたしたことを御了承願いたいのでございます。
先ず最初に被害地住民を代表する一人といたしまして先生がたに御礼を申上げます。
すなわち水道は土地の陷落に伴い、給水管の損傷、水圧の低下等にて、給水不能の地域が続出しまするし、また井戸も、地下水の異変により、まつたく枯渇する等、至るところ水餞饉を呈したり、または濁り水のためにその用をなさず、主婦は終日水汲みにかからざるを得ないというがごとき、労力と衞生上まことに遺憾とすべきのみならず、もし一旦火災等があれば、ただちに防火用水に事欠くの状態で、被害地住民は常に戰々競々としておる次第
又井戸も地下水の異変によりまして全くなくなり、到る所に水飢饉を呈して、或いは汚濁水が出まして使用の用をなさず、主婦は一日の大部分を水汲みにかかつておるというような、労力と衛生上誠に遺憾とすべきのみならず、若しその部落に火災等があれば、直ちに防火用水に事欠くという状態で、被害地住民は常に戰々兢々としておる次第でございます。